こんにちは!
Ehimeets!編集室です!
インタビュー企画第2弾となる今回、お話を伺ったのは、愛媛大学社会共創学部4回生の小島碧子(こじま あこ)さん。

地域の文化資源に関する研究や「愛媛みかん大使」としての活動など、地域に根差した取組みを続けてきた小島さんに、大学生活で得た学びや愛媛に対する想いを語っていただきました。
外から見ることではじめて気づいた愛媛の魅力

―大学では何を学んでいるのですか?
私は愛媛大学社会共創学部の地域資源マネジメント学科に所属しています。専門分野は文化資源マネジメント。伊方町・名取地区における住民の「生活の場」に着目し、フィールドワークを通じて、地域資源の保全・活用と魅力発信に関する研究を行っています。
地域の人たちと直接関わることは、なかなかできない経験。座学だけでは得られない大切なことをたくさん学ばせてもらいました。
―学生時代に力を入れて取り組んだことは何ですか?
自分を大きく変えてくれたのは、みかん大使としての活動です。大学2回生で就任し、1年間にわたって愛媛の柑橘をPRさせてもらいました。

みかん大使の活動は、百貨店・スーパーでの販促活動や市場挨拶、メディア出演などさまざま。愛媛県産柑橘の魅力を広く知ってもらうために、全国各地を飛び回りました。
すごくやりがいのある活動でしたが、やはり愛媛県を代表していることへのプレッシャーは大きかったです。一つひとつの振る舞いに気をつけないといけないし、正しい情報を届けなければならないですからね。どうすれば柑橘の魅力を伝えられるのかと、試行錯誤しながら乗り越えていったことは、自分の成長につながったと思います。
―みかん大使をやってみて、愛媛の見え方は変わりましたか?
みかん大使の活動を通じて、愛媛を外から見る視点が養われました。それまで私が好きだったのは、内側から見た愛媛。愛媛で生まれ、育ってきた場所であることが「好き」の理由だったわけです。
ただ、県外に出て活動する中で「愛媛にはこんなにいいところがあるんだ」「県外の方からはこんなふうに見えているんだ」と、それまで気づかなかった側面が見えてくるようになりました。“魅力の再発見”を通じて、愛媛はやっぱりいいところなのだなと改めて感じているところです。
やりたいことは全部やる。後悔しない生き方を。

―アクティブに活動されていますが、どのように行動力を身につけていったのですか?
もともと何でも興味をもってやるタイプでしたが、積極性をより高められたのは高校生のときです。私が通っていた愛媛大学附属高等学校では、やりたいことを伝えると先生が全力でサポートしてくれて。1歩踏み出したら、世界が開けることを学ばせてもらいました。
今では「なんでもやる」が私のモットー。やらない後悔をするのだけは嫌なんです(笑)
―県内の大学に進学した理由は?
一番は地元・愛媛で地域活性化の勉強がしたかったから。地域活性化の取組みにはずっと興味があって、高校時代もシンポジウムなどによく参加していました。そして、知識をインプットするだけでなく、実践に移せる環境が愛媛大学にあったので、そこを目指すしかないなって。
みかん大使に応募したのも、もともとの農業が好きだったことに加えて、地域に貢献したい気持ちがあったからです。
あとは、大好きな家族と一緒にいたかったことも、県内での進学を決めた理由のひとつです。
―大学ではやりたいことができていますか?
フィールド実習をしたい、リーダーズスクールに入りたい、留学に行きたい…やりたいことリストがたくさんあったのですが、どれもクリアできています。
とにかく大学では多くの経験を積みたいと考えていました。そして、実際に地域活性化の勉強もできたし、みかん大使としての活動にも挑戦できた。みかん大使がきっかけで雑誌やポスターのモデルをさせてもらうこともできた。大学生活のなかで、自分の可能性は大きく広がったと思います。
愛媛という存在が私の挑戦を後押ししてくれる

―卒業後の進路は?
卒業後は、航空会社の客室乗務員になることが決まっています。
県内に残るか県外に出るかの葛藤はありましたが、みかん大使の活動を通して、外の世界に出ることも大事だなと思ったんです。視野が広がり、いろいろな角度から物事を見られるようになることを実感していたので。客室乗務員として日本中、世界中を飛び回って、いろいろな刺激を受けたいと思っています。
もちろん、新しい世界に踏み出すことに不安がないわけではありません。でも、本気でやってみて、うまくいかなければ戻ってくればいい。私には愛媛という帰る場所がありますから。
―あなたにとって愛媛とは?
愛媛は「ふるさと」という言葉がぴったりの場所。特産品もあって、住みやすくて、暮らしやすくて、人も優しくて―――本当にたくさんの魅力がある。でもちょっと不便なとこもあったりして(笑)まるで本に出てくるような「ふるさと」だと思っています。
そして、一度県外に出ていった人でも、これからはじめて愛媛を訪れる人でも、誰もが拠点にできる場所なのかなと。愛媛はどんな人でも温かく受け入れてくれる、みんなのふるさとなんですよね。



